アウディ・S6, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=980902 / CC BY SA 3.0

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アウディ・S6

S6(エスシックス)とは、ドイツの自動車メーカーであるアウディが販売する、A6ベースのハイパフォーマンス仕様車である。S4の上位、S8の下位に属するモデルである。現行モデルは2006年6月からデリバリーされた。

1994年に初代モデルが発売されてから、3代目を数える。S6は、アウディのアッパーミドルレンジモデル(Eセグメント)であるA6をベースに、専用のスポーツサスペンションや大径ブレーキディスク、専用のエアロパーツを装着している。外観を見た感じではやや控えめだが、上記の面でA6とは大きく差別化が図られている。現在の3代目は、現在のアウディのシンボルであるシングルフレームグリルになっている。

1994年、100がA6に名称を変更したのに伴いS4がS6へと名前を変えた。230PSを発生する直列5気筒DOHC20バルブ 2.3Lターボを搭載する。これに組み合わされるトランスミッションは、4速AT(本国には、5速MT仕様もあったが、日本にはない)。駆動方式はアウディ伝統のフルタイム4WD(クワトロ)である。ベースのA6に対してデザイン変更は控えめとしているものの、30mmのワイドボディ&ワイドタイヤ+16inホイールを装着し、専用スポーツサスでローダウンフォルム(全高55mmダウン)としている。 日本においては左ハンドルのみの販売であった。

初代S6の販売が1996年で終了し、しばらく後にA6がフルモデルチェンジしたため、S6もフルモデルチェンジし、2代目となった。

2代目はA6同様に、アッパーミドルレンジの実用的なテクノロジーを曲線基調の官能的なフォルムで包みこんだベースのデザインを活かしながらも、トレッドの拡大に伴うワイドフェンダーの装着、左右に振り分けられたマフラー位置の変更など、エレガントかつスポーティなスタイリッシュサルーンへと変貌を遂げている。

搭載エンジンは可変バルブ機構付きの4.2L V型8気筒DOHC40バルブ。340PS/7,000rpm・42.8kgm/3,400rpmのパワー&トルクを発生する。駆動方式はもちろんクワトロシステムのフルタイム4WD。ミッションはステアリングでもシフト操作が可能なティプトロニック機構付きの5ATが組み合わされる。サスペンションはフロント/4リンク、リヤ/ダブルウイッシュボーン式。

インテリアにはスポーツサルーンらしく、本革のレカロ製スポーツシートやステアリングが装着される。安全機能としてデュアル&ヘッドレベル&サイドエアバッグ、ESP、EBD付きABS、EDS、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準装備。盗難防止装置にイモビライザーが設定される。

2003年9月のマイナーチェンジ時には、アウディのプレミアムハイパフォーマンスモデルとなるRS6と同じリヤスポイラーや、ステアリングにパドルシフトスイッチを装着し、魅力を増している。車両価格は、マイナーチェンジ前が880万円、マイナーチェンジ後は924万円まで値上げされている。初代同様、日本においては左ハンドルのみの販売であった。

2005年にA6がフルモデルチェンジしたのに伴い、S6も約1年遅れでフルモデルチェンジし、シングルフレームグリルに生まれ変わった。なお、本モデルよりワゴンモデルである「アバント」も日本に正規輸入された(旧モデルまでは並行輸入のみだった)。3代目は、前モデルの4.2L V型8気筒から一新し、5.2L V型10気筒FSI(直噴)エンジンを搭載。このエンジンは、上位モデルである新型アウディS8に搭載されるユニットとほぼ同じもので、S6に合わせてチューニングをし、最高出力435PS/6,800rpm、最大トルク55.1kgm/3,000-4,000rpmで発生する。非対称/ダイナミックトルク配分の最新世代のクワトロ・フルタイム4WDシステムとステアリングでもシフト操作が可能な6速AT(ティプトロニック)の組み合わせ。設定スポーツサスペンションに、5アームウイングデザイン19inアルミホイール+265/35R19タイヤを装着。リヤビューカメラ付きAPS(アウディパーキングシステム)は、音とイラストによる警告に加えてMMI(マルチメディアインターフェイス)上に画像表示する。なお日本では本モデルより右ハンドル仕様も追加された。価格は1,245万円(ワゴンは1,284万円)に上がった。

2011年にA6のC6系が終わり、C7系のA6が発表され、…

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